村田諒太が同門ホルヘ・リナレスのジムで調整「このサポートに結果で返したい」

スポーツ報知
2度目の防衛戦に向け、米ラスベガスにある同じ帝拳ジムのホルヘ・リナレスのジムで調整した村田諒太(左)。右はリナレス(写真提供・帝拳ジム)

◆プロボクシング世界戦 ▽WBA世界ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・村田諒太―同級3位ロブ・ブラント(20日、米ネバダ州ラスベガス・パークシアター)

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=が15日、同級3位ロブ・ブラント(28)=米国=との2度目の防衛戦に向け、同じ帝拳ジムの元世界3階級王者ホルヘ・リナレス(33)=ベネズエラ=のジムで調整した。朝はホテル近くの公園でロードワーク。夕方から米ラスベガス市内に新装したリナレスのプライベートジムで汗を流した。

 ラスベガスは日本に比べて湿度が低いため、汗をかきにくい。リナレスは、村田が練習を開始する1時間ほど前からジム内の暖房を入れ、湿度も高くキープして調整を援護。“強力援軍”に歓迎された村田は、減量期終盤に多くの汗をかくことができた。

 村田は所属ジムを通じ「ラスベガスは汗が出にくいのが心配でしたが、汗もしっかりとかけてとても助かりました。他のラスベガスにあるジムで練習する時は、空いている時間だったり、他の選手と重なったりしないようになど、色々と遠慮する時もありますが、今回は非常に有り難いです。このサポートにぜひ結果で返したいと思いました。明日も朝のロードワーク、夕方からジムワークを頑張ります」とコメントした。

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