村田諒太、減量順調「早く落ち過ぎないように注意」

スポーツ報知
ミット打ちをする村田(帝拳ジム提供)

◆プロボクシング世界戦 WBA世界ミドル級タイトルマッチ 王者・村田諒太―同級3位・ロブ・ブラント(10月20日、米ネバダ州ラスベガス・パークシアター)

 【ラスベガス(米国)16日=浜田洋平】WBA世界ミドル級王者・村田諒太が、同級3位ロブ・ブラントと行う2度目の防衛戦があと4日に迫った。16日は現地でロードワークを打ち上げ、減量も順調だ。

 村田の目つきが鋭さを増してきた。連日、ホテル近くの公園で行っていたロードワークについて、所属ジムを通じ「今朝で終了とし、明日から同じ時間に散歩をするつもりです」とコメント。流れる汗に充実感をにじませた。

 前日に続き、米ラスベガス市内にある同じ帝拳ジム所属の元世界3階級王者ホルヘ・リナレス(33)=ベネズエラ=のプライベートジムで調整。「今日も暖房の入ったジムで体を動かし、汗もしっかりとかくことができました。(減量は)早く落ち過ぎないように注意するほどで、1日あればリミットに落とすことができそう」と問題なさそうだ。

 17日に公開練習、18日に会見、19日に前日計量を予定。本番の雰囲気が漂い始め「いろいろと行事が入ってくることで気持ちもより高まるかもしれませんが、いろいろな意味で頑張りたいと思います」と牙をとがらせた。

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