ボブ・アラム氏、村田諒太を米メディアに紹介「日本で最も有名。米国でいうモハメド・アリ」

スポーツ報知
記者会見で、挑戦者のブラント(右)とトップランク社のボブ・アラム代表(中)と写真におさまる村田諒太

◆プロボクシング 世界戦▽WBA世界ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・村田諒太―同級3位ロブ・ブラント(20日、米ネバダ州ラスベガス・パークシアター)

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=が18日、同級3位ロブ・ブラント(28)=米国=と2度目の防衛戦を行う米ラスベガスの試合会場で公式会見に臨んだ。村田がプロモート契約する米興行大手・トップランク社CEOのボブ・アラム氏(86)も登壇。日本の誇る中重量級王者について「ボクサー以外を含めても、日本で最も有名なアスリート。信じられないくらいポピュラー。米国でいうモハメド・アリのような存在だ」と米メディアの前で紹介した。

 20日はボストンでWBOミドル級の王座決定戦が行われるが「こっちがメイン」と、村田―ブラント戦が話題性で上回ると強調。村田が日本で行った試合は米国でも放送されており「ワールドクラスの素晴らしい選手。(米国時間の)朝でもたくさんの人が試合を見ていて知られている」と明かした。

 元世界3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、WBAスーパー・WBC王者サウル・アルバレス(メキシコ)など、村田はミドル級トップ選手とのビッグマッチを熱望している。アラム氏は「(ゴロフキンのプロモーターを務める)トム・ロフラー、帝拳ジムとも話をする。(試合は)早くて来年の1月から3月くらいになるだろう」と言及した。

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