山中慎介氏「じっくり攻めればいける」村田V2戦展開を予想

スポーツ報知
山中慎介

 ◆プロボクシング世界戦 WBA世界ミドル級タイトルマッチ 王者・村田諒太―同級3位・ロブ・ブラント(20日、米ネバダ州ラスベガス・パークシアター)

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=の2度目の防衛戦は20日(日本時間21日)、米ラスベガスでゴング。南京都高(現・京都広学館高)と帝拳ジムで先輩の元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏(36)が試合展開を予想した。

 村田の試合を中継する「DAZN」の解説を現地で務める山中氏がブラントの仕上がり具合に警戒心を強めた。「意外と胸の筋肉が盛り上がっていた。フィジカルが強そうという印象を受けた」と語った。

 山中氏は日本時間18日にラスベガス入りし、村田の様子を見てきた。キーポイントに左ジャブを挙げ、「ジャブでポイントを取れるようなら色んな戦い方を試せると思う」と予想。8月末にラスベガスでの防衛戦が決定して以降、「右ストレートの切れが増しているように思う」と見ており、「ボディーで弱らせ、いかに右を打ち込めるか。早いKOではなく、じっくり攻めればいける」と中盤以降でのKO勝ちに期待を寄せた。

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