井上尚弥のWBSS準決勝の相手はIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス

スポーツ報知
WBSS準決勝の相手に決まったIBF世界バンタム級王者ロドリゲス(右)と試合直後のリング上で対面したWBA世界同級王者の井上尚弥(左)

 トーナメント方式で争う「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」バンタム級1回戦が20日(日本時間21日)、米フロリダ州オーランドのCFEアリーナで行われた。IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が同級3位ジェイソン・モロニー(オーストラリア)に2―1の判定勝ち。同王座の初防衛に成功した。来春に米国で開催見込みの準決勝でWBA王者・井上尚弥(25)=大橋=と対戦する。

 視察した井上はリングに入り、勝者を「おめでとう」と祝福。さっそくにらみ合いのポーズを取った。相手の印象を「前半のカウンターは切れ味が鋭かった」と語りつつ、苦戦した試合に「自分が期待していたファイトには到達していなかったというのが感想」とコメント。陣営の大橋秀行会長(53)は「生で見るのとDVDで見るのは違う。来て良かった。お金はかかったけど」と満足げだった。

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