東洋太平洋バンタム級王者・ヤップが引退 空位王座は栗原慶太と小林佑樹がイブ決戦

スポーツ報知
六島ジムの小林佑樹(右)は東洋太平洋王座決定戦出場、桑畑凜生は新リングネームを発表した

 六島ジムは9日、大阪市内で会見し、東洋太平洋バンタム級王者のマーク・ジョン・ヤップ(29)の現役引退と、空位となった同タイトルの王座決定戦を12月24日に大阪・住吉区民センターで、同級4位・栗原慶太(25)=一力=と同級7位・ストロング小林佑樹(27)=六島=が争うことを発表した。

 フィリピン国籍のヤップは9月、井上拓真(22)=大橋=との世界挑戦者決定戦で判定負け。六島ジムの枝川孝会長は「首の痛みを訴え、既に帰国した」と説明。ヤップが返上した王座を狙う小林は、過去2度のタイトル挑戦でいずれも敗北。「気合を入れ、3度目の正直で王者になりたい。メンタルと足腰を強化する」と意気込んだ。

 また、長いリングネームの選手を輩出することで知られる同ジムは、同興行でプロ2戦目を迎える大商大ボクシング部出身の桑畑凜生(りお、22)が、新リングネームを「大成奴セガール闘凜生(でかなるど・せがーる・とぅーりお)」とすることも発表。桑畑は9月に中国・昆明でのプロデビュー戦で中国人選手に2回TKO勝ち。リングネームを募集していた。

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