井岡一翔、日本人初の4階級制覇で具志堅超える 世界戦単独最多15勝だ

スポーツ報知
日本人初の4階級制覇へ向けポーズする井岡一翔

 WBO世界スーパーフライ級3位・井岡一翔(29)=SANKYO=が12日、都内で会見し、大みそかにマカオ・ウィンパレスで同級1位ドニー・ニエテス(36)=フィリピン=とWBO世界同級王座決定戦を行うことを発表した。ともに元世界3階級王者。井岡は日本人初の4階級制覇と、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏(63)を超える単独最多の世界戦通算15勝がかかる。「新たな記録を打ち立てたい」と勝利を誓った。

 昨年大みそかに引退を宣言し、7月に復帰を表明。9月に米国での再起戦で判定勝ちした。この日は、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏(39)が都内で近日中にオープン予定のジムで会見。すでに同ジムでも練習し、「KOダイナマイト」の異名を持つ内山氏は「もともと、センスがあるし、それに攻撃(力)が加わった」と太鼓判を押した。

 今後は実戦形式を中心に調整。「一年の最後に試合をできるのは、ボクサーとしてすごく幸せ」。2年ぶりの大みそかのリングに胸を躍らせた。(浜田 洋平)

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