井上拓真、ペッチ対策で長身サウスポー岩佐亮佑とスパーリング

スポーツ報知
岩佐亮佑(右)とスパーリングをした井上拓真(カメラ・浜田 洋平)

◆報知新聞社後援 プロボクシングWBC世界バンタム級暫定王座決定戦 同級5位・井上拓真―同級2位・ペッチ・CPフレッシュマート(12月30日、東京・大田区総合体育館)

 WBC世界バンタム級5位・井上拓真(22)=大橋=が、同級2位ペッチ・CPフレッシュマートとの暫定王座決定戦(報知新聞社後援)に向け27日、横浜市内の所属ジムでスパーリングを行った。24日と同じく前IBF世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮佑(28)=セレス=を相手に3分×4回を披露した。

 163センチの拓真に対し、ペッチは172センチ。岩佐は171センチで同じ長身のサウスポーだ。技術力の高い元世界王者の岩佐からうまく距離を取り「自分の距離で戦うことを意識している。今日は手応えがある」と自信。岩佐も「圧力をかけにいったけど、前回よりうまかった。拓真君の技術を出せば、次の相手には間違いなく勝てる」と期待した。

 今後は前日本スーパーバンタム王者・和気慎吾(31)=FLARE山上=とのスパーを予定。「しっかり結果を出したい」と世界初挑戦を見据えた。(浜田 洋平)

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