王者・江畑、挑戦者・多田とも計量一発パス。WBO女子世界ミニマム級タイトルマッチ

スポーツ報知
WBO女子世界ミニマム級タイトル戦の前日計量を終えて笑顔を見せる挑戦者・多田悦子(右)と王者・江畑佳代子

 WBO女子世界ミニマム級タイトルマッチ10回戦(12月1日・エディオンアリーナ第2競技場)の前日計量が30日、試合会場で行われ、王者・江畑佳代子(42)=ワタナベ=、挑戦者で元WBA、元IBF女子世界同級王者・多田悦子(37)=真正=とも、リミットから300グラムアンダーの47.3キロで一発パスした。

 V2戦に臨む江畑は「サウスポーの多田さんの左ストレートをもらわないように練習してきた。(41歳で)やっとの思いで獲得したベルトを執念で守る」と気合。3本目の世界ベルトを狙う多田も「江畑さんは人として尊敬できるが、リング上ではベルトを取りにいく。イン(ファイト)でもアウト(ボクシング)でも両方いける」と王座奪取に自信を見せた。

 試合当日は同会場で昼間は女子、夜は男子の興行が行われ、江畑―多田戦を筆頭に男女計6つのタイトル戦が行われる。

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