小国、1年3か月ぶり再起戦でまさかの判定勝ち宣言

スポーツ報知
約1年3か月ぶりの再起戦に臨む元IBF世界スーパーバンタム級王者・小国以載

 プロボクシング「ダイナミックグローブ」(報知新聞社後援)は1日、東京・後楽園ホールでゴングが鳴る。30日は都内で計量が行われ、スーパーバンタム級8回戦に臨む元IBF同級王者・小国以載(30)=角海老宝石=はリミットの55・3キロ、相手のアレガ・ユニアン(30)=インドネシア=は0・9キロ下回る54・4キロでパス。約1年3か月ぶりの再起戦に臨む小国は「周りが何を言おうが判定勝ちで」と、まさかの判定宣言だ。

 昨年9月、岩佐亮佑(28)=セレス=との初防衛戦で王座陥落。6年前に痛めた右拳に限界を感じ、引退を決意した。しかし、今年1月の手術で完治。「前よりいろんな角度から打てるようになった」と右の攻撃が多彩になった。世界王者時代と比べ4割程度の実力というが「右の状態を確かめたいので、長いラウンドをやりたい。判定でいい」と控えめに語った。(浜田 洋平)

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