山根明前会長、どう喝止まらず…日本連盟は除名処分へ

スポーツ報知
山根明氏

 日本ボクシング連盟は15日、都内で理事会を開き、助成金の不正流用などの責任を取って8月に辞任した山根明前会長、明氏の長男の山根昌守元理事、内海祥子元常務理事を除名処分、吉森照夫元専務理事を資格停止処分とする案を16日の総会で、提案することを決めた。今後は、2019年2月10日の総会で処分が確定する流れとなる。連盟の定款で最も重い除名処分を受けると都道府県連盟を含め一切の役職に就けなくなる。

 取材に応じた日本連盟の菊池浩吉副会長は「(山根前会長からの)どう喝はまだ続いています」と衝撃の事実を明かした。内容としては「今でもメディアに露出して我々を批判している。また理事にも電話を入れていて、どう喝されたなどの報告を受けています。退任されているとはいえ、除名を与えて、戻って来れない形を作らないといけない。不安に思っている人もいる」とした。また、昌守氏も、奈良県連盟などに電話を入れるなどし、どう喝行為を続けているという。

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