井岡一翔、日本人初４階級制覇へ自信　試合地マカオで公開練習

◇プロボクシングトリプル世界戦▽ＷＢＯ世界スーパーフライ級王座決定戦　同級１位・ドニー・ニエテス―同級３位・井岡一翔▽ＩＢＦ世界フライ級王者モルティ・ムザラネ―同級１５位・坂本真宏▽ＷＢＡ世界ライトフライ級スーパー王者ヘッキー・ブドラー―同級１位・京口紘人（３１日、マカオ・ウィンパレス）

　日本人初の４階級制覇を狙う井岡一翔（２９）が試合地のマカオで公開練習を行い、マスボクシングで軽快な動きを見せた。

　昨年大みそかに引退会見を行ったが、今夏に撤回。９月の復帰戦で世界ランカーに判定勝ちしている井岡は、ニエテスとの元３階級王者同士の対決へ「マカオへ新たな歴史を作りに来た。やる限りは自分しかいないという気持ちで戦う」と日本初の偉業達成へ自信を見せた。

　また、南アフリカの両王者に挑む京口紘人（ワタナベ）、坂本真宏（六島）もそれぞれ練習を公開し、順調な調整ぶりを見せた。