拳四朗、1.5センチの身長サバ読みフアレスにあ然「こんなにちっちゃかったとは…」

スポーツ報知
ポーズをとる拳四朗(左)とフアレス

◆報知新聞社後援 プロボクシング・トリプル世界戦 ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ)タイトルマッチ12回戦 王者・拳四朗―同級7位サウル・フアレス(30日、東京・大田区総合体育館)

 WBC世界バンタム級5位・井上拓真が、兄超えの“たくま”しい体で王座獲得を狙う。同級2位タサーナ・サラパットとの暫定王座決定戦などが行われるトリプル世界戦(報知新聞社後援)の予備検診が27日、都内で行われた。拓真は首回りなどでWBA世界バンタム級王者の兄・尚弥(25)=大橋=を上回った。世界初挑戦の機会をけがで辞退した2年前より、成長した姿を見せる。WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪、WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗ら出場6選手に異常はなかった。

 拳四朗がフアレスの身長サバ読みに、「こんなにちっちゃかったとは…」と、あ然とした。来日時の自己申告は153センチ。しかし予備検診では、さらに1.5センチ低かった。自分より頭1つ分、12.5センチも背の低い相手に、「頭がぶつからないように、上ばかり狙わず下にも散らさないと」。4戦連続KO勝ちもかかるV5戦へ、「自分の距離で戦えば自然とKOにつながる。序盤からジャブをついて圧倒したい」と予告した。

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