井上拓真の父・真吾トレーナー安堵も「まだ暫定。万歳していてはいけない」

2018年12月31日7時10分  スポーツ報知
  • 井上拓真(左から2人目)は暫定王座を獲得し、リングの上で家族と一緒にポーズを決めた(左から兄・尚弥、1人おいて母・美穂さん、姉・晴香さん、父の真吾トレーナー)

 ◆報知新聞社後援◇プロボクシング▽トリプル世界戦 WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)暫定王座決定戦12回戦 ○同級5位・井上拓真(12回判定)同級2位ペッチ・CPフレッシュマート(本名はタサーナ・サラパット)●(30日、東京・大田区総合体育館)

 2人の息子を世界王者に育てた父・真吾トレーナー(47)は「そりゃうれしいですよ。本当にホッとしている。その一言です」と喜びをかみ締めた。ただ、判定に持ち込まれた試合内容に満点はつけられない。試合後はリング上で喜びを爆発させる拓真を制し「まだ暫定。上を目指しているなら万歳していてはいけない」と静かに諭した。

 「タク(拓真)は優しい。小さい頃からナオ(尚弥)が何でも自分で挑戦して、それにタクはついていく感じだった」。アマ経験のある父はフィールドワークから先頭で汗を流し、2人の世界王者の根幹を作った。14年に尚弥が先に世界王者となり「タクも世界王者にしないとダメだ」と愛情を注いだ成果が実を結んだ。

 王座奪取した拓真へのご褒美として「世界で勝った記念になる。一生モノ」と尚弥、大橋会長と3人で数百万円するロレックスの腕時計を贈る予定。「また今後、課題を直さないといけない。統一戦ではもっと喜びも出るかな」とさらなる成長に期待を込めた。

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