井上拓真、兄弟世界王者の祝勝会が“反省会”に「ナオも内容で満足してない」一夜明け会見

2018年12月31日16時31分  スポーツ報知
  • 暫定王者を報じるスポーツ報知を手に取る井上拓真

 WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(23)=大橋=が31日、同王座獲得から一夜明けて横浜市内の所属ジムで会見を行った。前夜は、同級2位ペッチ・CPフレッシュマート(25)=タイ=との暫定王座決定戦で3―0の判定勝ち。試合後は家族と食事に出かけ「小さい頃からの夢だったので、ひとまず勝つことができてホッとしている」と心境を明かした。

 しかし、祝勝会もつかの間、食事の席が反省会に変わった。WBA世界バンタム級王者の兄・尚弥(25)=大橋=には「とりあえず、おめでとう。今回勝てて、次どうしていくかだな」と言われたという。拓真は「ナオ(尚弥)も見ての通り、内容で満足してない」と不満が残った。

 試合は開始から猛然と前に出た。初の世界戦で普段の冷静さを失い、相手の出方を見る戦い形ではなかった。7、8ラウンドくらいで右拳を打撲。「前半、相手に付き合う部分が多かった。中盤は足を使って切り替えられたのは収穫。(強化したいのは)接近戦ですね。昨日の試合で泣いた人もいたと聞いた。そういう感動を与えられるようにしたい」と語った。

 父・真吾トレーナー(47)は「まだ細かいことを言うと、一つ一つが中途半端。一つ一つを拓真の武器にできるようにしていきたい。悪いところを早く直していこうね」とエール。来年1月19日に同級1位ノルディ・ウーバーリ(フランス)とラウシー・ウォーレン(米国)が正規王座決定戦を予定。拓真は勝者と統一戦を行う。「もっといい内容を見せられるようにしたい。KOの欲は毎回あるけど、流れの中でしっかり倒せるようにしたい」と成長を誓った。

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