井上拓真、KO王座統一で尚弥に認めさせるぞ

2019年1月1日6時0分  スポーツ報知
  • 世界王者に就いた井上拓真は、スポーツ報知を手に喜びをかみしめた

 プロボクシングのトリプル世界戦(報知新聞社後援)の一夜明け会見が31日、行われた。WBC世界バンタム級暫定王座決定戦を制した井上拓真(23)=大橋=も、横浜市内のジムで喜びの会見を行った。

 悲願の兄弟世界王者に就いた拓真は、次戦でWBA世界バンタム級王者の兄・尚弥(25)=大橋=を納得させる勝利を目指す。

 先月30日はWBC同級2位ペッチ・CPフレッシュマート(25)=タイ=に3―0の判定勝ち。試合後は家族と食事に出かけたが、祝勝会の席が“反省会”になったようだ。

 初の世界戦で冷静さを失い、開始から猛然と前に出た。相手の様子を見る普段の戦い方ではなく、中盤に右拳を打撲。尚弥に「とりあえず、おめでとう。今回勝てて、次どうしていくかだな」と言われ、父・真吾トレーナー(47)からも、「まだ細かいことを言うと、一つ一つが中途半端。悪いところを早く直していこうね」と、厳しいエールをもらった。

 父、兄、陣営の大橋秀行会長(53)の3人からご褒美の高級腕時計を贈られるが、拓真は「ナオ(尚弥)も見ての通り、内容で満足してない」と、手放しで喜べない。「前半、相手に付き合う部分が多かった。課題はいっぱいある」と、反省が口をついた。

 次戦は今月19日の正規王座決定戦の勝者と統一戦を行う。時期は未定だが、大橋会長は「理想は4月か5月」とした。拓真は「KOの欲は毎回ある。流れの中でしっかり倒せるようにしたい」と、飛躍を誓った。(浜田 洋平)

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