京口紘人、次戦は正規王者と統一戦? 日本人挑戦者? 拳四朗戦実現へ

スポーツ報知
今年の目標に「乾坤一擲(けんこんいってき)」を掲げた京口紘人

 プロボクシング世界2階級王者でWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(25)=ワタナベ=が15日、都内の所属ジムで練習を始動した。昨年大みそかにヘッキー・ブドラー(30)=南アフリカ=に10回終了TKO勝ちして王座奪取。2階級制覇を達成後も、体重は52キロ弱をキープし「今回は食べながら落とせたのでスムーズに調整できた。リバウンドをしていない。適正階級ということだと思う」と明かした。

 「統一戦とかビッグマッチをしないと評価されない時代。大きい試合をしていけるようにしたい」と年内にWBC王者・拳四朗(27)=BMB=らとの2団体統一戦を見据える。陣営の渡辺均会長(69)は「正規王者と統一戦をやったり、日本人挑戦者もいる。2回くらい防衛したら」と説明。次戦は5月頃にWBA正規王者カルロス・カニサレス(25)=ベネズエラ=との統一戦、同級1位・久田哲也(34)=ハラダ=ら日本人の上位ランカーとの対戦を視野に入れ、ライトフライ級での経験を積んでいく構えだ。

 京口はシャドー、ミット打ちなどで汗を流し「ミニマム級に比べてパフォーマンスは上がったと思う。自分のボクシングができるようになった」と自信を深めた。今年の目標として「乾坤一擲(けんこんいってき)」と色紙に記し「年末に大きな試合をしていけるようにしたい」と気合を入れた。

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