佐伯霞、4・27大阪で世界初挑戦へ。女子アジア王者、プロ4戦目で

スポーツ報知
WBO女子アジアパシフィックミニマム級王者の佐伯霞は激励会で、姉の舞さんから花束を受け取り笑顔

 WBO女子アジアパシフィックミニマム級王者・佐伯霞(22)=真正=とその陣営が、4月27日にエディオンアリーナ大阪第2競技場でプロ4戦目での世界初挑戦を計画していることが1日、分かった。所属ジムの山下正人会長(56)が明らかにした。日本ボクシングコミッションが女子を公認した08年、小関桃(青木)がプロ3戦目で世界王座を獲得しているが、世界挑戦が実現して佐伯が勝てば、それに次ぐスピード出世となる。

 佐伯はこの日、大阪市内で後援者による激励会に出席。「プロに転向したのは世界王座のベルトを巻くため。早く早く巻きたいとずっと思っているので、そのために調子を上げていきます」と意気込んだ。近大ボクシング部の現ヘッドコーチで元WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男氏(37)も「霞の指導を3年したが、霞ほど才能のある女子ボクサーを僕は知らない」と太鼓判を押した。

 佐伯はアマ35勝9敗。近大を中退し、18年5月にプロデビュー。同年12月、WBO女子アジアパシフィック王座を獲得し、プロ3戦3勝(2KO)。

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