井上尚弥、WBSS準決勝は4月か5月 米国か英国が候補 大橋会長「最終段階に来ている」

スポーツ報知
壇上であいさつする井上尚弥

 プロボクシングの2018年年間表彰式が8日、都内で行われ、WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)=大橋=が最優秀選手賞とKO賞の2冠に輝いた。昨年10月に他団体王者らとトーナメント方式で争う「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」の初戦でわずか70秒のKO勝ち。次戦はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26)=プエルトリコ=との準決勝を予定。優勝すれば日本人初の3団体統一王者となる。

 次戦の開催時期と場所について、陣営の大橋秀行会長(53)は「4月か5月。場所は米国か英国のどちらかになる」と説明。米国の場合、開催地がラスベガスであることを否定した上で「(交渉は)最終段階に来ている。もうすぐ発表できる」とした。

 井上は最優秀選手賞は2014年度以来4年ぶり2度目、KO賞は15年以来3年ぶり3度目。記者投票で最優秀選手賞は37票の満票となり「うれしすぎますね。今年取れなきゃ、いつ取れるんだと思っていた。去年は反省のない試合だった」と笑顔だった。

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