元世界王者・高山勝成、東京五輪代表入りへ3・10にアマ初戦

2019年2月10日4時50分  スポーツ報知
  • 高山勝成

 2020年東京五輪を目指す元プロ4団体世界ミニマム級王者で、昨年10月にアマチュアで選手登録した高山勝成(35)=名古屋産業大=が3月10日に都内で行われるアジア選手権代表選考会でアマ初戦に臨むことが9日、複数の関係者の話で分かった。

 日本ボクシング連盟が選抜した各階級トップ選手によって争われる選考会に、高山はフライ級で出場予定。優勝者はアジア選手権(4月、タイ)に出場し、同選手権上位者が世界選手権に出場できる。高山はアマ未経験だが、プロでの実績を買われ、選考会からのエントリーとなった。

 国際オリンピック委員会(IOC)は現在、国際ボクシング協会の組織運営などを問題視し、東京五輪での競技実施を確定させていない。不透明な状況下にあるが、今春、高山が選考会やアジア選手権を制すれば、6月のIOC総会で正式に競技存続が決まった場合、東京五輪代表入りへ優位な立場となりそうだ。

 史上初のプロ世界王者からの五輪金メダリストを目指す高山は、昨夏に数々の不正疑惑で失脚した日本連盟・山根明前会長の在任時から粘り強くアマ転向を訴えてきた。夢の舞台へ大きく前進することになる。

 ◆高山 勝成(たかやま・かつなり)1983年5月12日、大阪市生まれ。35歳。中学2年からボクシングを始め、2000年10月にプロデビュー。05年4月にWBC世界ミニマム級王座奪取。以後、WBA暫定、IBF、WBOの同級王座も獲得し、日本人初の主要4団体王者に。17年4月にプロを引退し、昨年10月にアマ選手登録。名古屋産業大に在学し、ボクシング部所属。158センチ、53キロ。独身。

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