勅使河原弘晶、“バレンタイン仕様”のパンツで計量「僕のスター性を見てもらえたら」

　プロボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ（１４日、東京・後楽園ホール）の前日計量が１３日に都内で行われ、王者・勅使河原弘晶（２８）＝輪島功一スポーツ＝、同級７位・入口裕貴（２１）＝エスペランサ＝はともにリミットの５５・３キロで一発クリアした。初防衛戦に臨む勅使河原は試合日のバレンタインデーにあやかり、チョコレート柄のパンツで計量。この日のために５０００円で購入し「計量の時のパンツは毎回こだわっている。（リミットでパスし）パンツを脱がなくてすんだ」と頬を赤らめた。

　昨年１０月に同級王座決定戦を制し、ＷＢＯアジアパシフィック・バンタム級王座に続く２階級制覇を達成。現在、スーパーバンタム級ではＷＢＣ１４位、ＩＢＦ１１位にランク入りし、近い将来の世界初挑戦を見据える。板チョコのようなバキバキの腹筋を鍛え上げ「世界王者は僕の目標。次、勝つのは当たり前。明日、リングに上がったら、メチャクチャ強いところを見てほしい。僕のスター性を見てもらえたら。圧倒的なスター性と強さを見てほしい」と強気に話した。