セルジオ越後氏、障がい者アートに感心「我々よりすごいものを持っている」

2017年12月13日18時31分  スポーツ報知
  • パラリンアートカップ2017の受賞者たちと審査員ら

 「パラリンアートカップ2017」の表彰式が13日、都内で行われ、「みんなでなかよくサッカーしよう」という絵画でグランプリを獲得したカミジョウミカさんが「皆さんに祝福していただいて、とてもうれしいです」と喜びを語った。

 パラリンアートは「障がい者アートで夢をかなえる世界を作る」活動として障がい者の職域開発促進と経済的自立を目指している社会貢献事業。今年のテーマはサッカー、バスケットボールで、全国から758点の応募があった。

 表彰式に合わせ審査員の、日本障がい者サッカー協会会長・北澤豪氏、日本アンプティサッカー協会最高顧問・セルジオ越後氏、「キャプテン翼」の作者・高橋陽一氏、レイザーラモンHGこと住谷正樹らが対談を行った。

 セルジオ氏は「日本では、オリンピックは国民から支持されていて、パラリンピックは興味を持たれないと言われる。けど、いろいろ絵を見たら、隠れているパワー、開拓されていないものがまだまだあると感じた。障がい者の社会が、我々健常者の社会よりすごいものを持っているというのを知らせていくことが双方の距離を近づけていくことになるんじゃないか」と感想を語り、「サッカーとバスケットがテーマだったら、両方のプロリーグを発足させた川淵三郎さんを呼べばよかったのに」と言及した。

 北澤氏は「去年よりも今年の方が、障がい者と健常者の共生社会の実現に近づいている気がする。作品を全部美術館に張って、展覧会をできたらいい」と提案。住谷も「僕は絵がうまいと言うことで審査に参加させてもらった。すばらしい作品ばかりだったので、皆さんが見られる機会を増やしたい」と。

 高橋氏は「連続して賞を取る方もいる。来年も絵を審査できればうれしいし、楽しみにしている。すばらしい作品が多いので全部飾って、審査員がどれだ苦労しているのかを分かってもらいたい」と会場を笑わせた。

 準グランプリには飯山太陽さん作「未来のバスケットコート」、鈴木嵩雅さん「Football Orchestra」、HARUMARU★さん作「太古の昔よりキックオフ」の3作品が選ばれた。

 パラリンアートカップ2017の受賞・入選作品は13日~17日まで有楽町朝日ホールで展示する。詳しくは「パラリンアートカップ2017」の公式サイト(http://www.asahi.com/sports/events/pacup/2017.html)まで。

その他
今日のスポーツ報知(東京版)