初マラソン関根花観、好走3位でMGC出場権獲得…名古屋ウィメンズ

2018年3月11日11時34分  スポーツ報知

 ◆名古屋ウィメンズマラソン(11日、ナゴヤドーム発着=42・195キロ)

 2020年東京五輪のマラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」シリーズの今季最終戦で、リオ五輪1万メートル代表で初マラソンの関根花観(22)=日本郵政グループ=が、2時間23分07秒(速報値)で日本勢トップの3位となり、2019年9月以降に開催予定のMGCへの出場権を獲得した。優勝は、メスケレム・アセファ(32)=エチオピア=。

 関根は「余計なことは考えず、集団の中でどれだけ力まずに走るかだけを考えた。ラスト10キロから何度か心が折れそうになったが、自分で奮い立たせることができたので、良かったなと思う。世界のトップレベルはまだまだ上にある。さらに成長していきたい」と振り返った。MGC出場権を獲得したことに「次のステップに進める資格をもらったので、ここから1年半ぐらいありますけど、さらに成長できるように日々精進したいと思います」と意欲を示していた。

 MGC出場権獲得条件は、日本人1位~3位で2時間28分00秒以内か、日本人4位~6位で2時間27分00秒以内で岩出玲亜(23)=ドーム=が日本人2位で2時間26分28秒、同3位で野上恵子(32)=十八銀行=が2時間26分33秒(いずれも速報値)でゴールし、一気に3人がMGC出場権を獲得した。

 レースは、25キロ過ぎにケニアのバラリー・ジェメリ(26)が仕掛け、先頭に立ち、関根がアセファ、メリマ・モハメド(25)=バーレーン=に続き追走。27キロ過ぎに、関根がモハメドをかわし3位に浮上した。38キロ過ぎにアセファがジェメリを抜きトップに立ちそのままゴールした。関根は3位をキープし昨年大会で安藤友香(23)=スズキ浜松AC=が記録した初マラソン国内最高(2時間21分36秒)更新こそならなかったが、日本人トップで初の42・195キロを駆け抜けた。

 関根は初マラソンに向け、国内合宿や米・アルバカーキでの高地合宿は順調に練習を消化し「積極的なレースで先頭集団に食らいつきたい」と意欲を見せていたが、その言葉通りの積極的な走りでチーム初のMGC切符を獲得した。MGCには、これまで前田穂南(21)=天満屋=、松田瑞生(22)=ダイハツ=、安藤友香(23)=スズキ浜松AC=が出場権を得ている。

 関根は、1996年2月26日、東京都町田市生まれ。2011年に仙台育英高に進学も東日本大震災の影響で愛知・豊川高校へ編入した。3年生の時に全国高校駅伝で1区を区間3位で走りチームの優勝に貢献した。卒業後の14年に、日本郵便に入社し同年に結成された日本郵政グループ女子陸上部に第1期選手となった。16年に日本選手権で1万メートルで2位に入り、リオ五輪に出場した。身長156センチ、体重45キロ。

 

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