中村美里、リオ後初実戦は16強敗退…次戦は未定

2018年3月12日7時0分  スポーツ報知
  • 中村美里

 体重無差別で争う全日本選手権(4月29日・日本武道館)と全日本女子選手権(4月22日・横浜文化体育館)の予選を兼ねた東京都選手権が11日、東京武道館で行われた。女子は中村美里(28)=三井住友海上=が52キロ級で銅メダルを獲得したリオ五輪以来の復帰戦に臨んだが、4回戦で敗れ、上位8人に与えられる出場権を逃した。男子は同100キロ超級銀メダルの原沢久喜(25)=日本中央競馬会=が優勝。

 憧れの舞台への切符はあと一歩で逃したが、中村の表情には充実感が漂っていた。階級が上の相手から2勝を挙げたが、勝てば全日本女子選手権出場が決まった4回戦は70キロ級の西願寺里保(コマツ)に敗れた。けがのリスクもある中、軽量級の52キロ級からの異例の挑戦を「想像以上に(相手の)圧力がすごかった。厳しいとは思っていたので。でも、挑戦できたことが良かった」と振り返った。

 リオ五輪後は無期限休養に入り、昨春に筑波大大学院へ進学した。学業中心の生活の中で「中学生の時から大きい人と戦うのが好きだった。柔道のいいところは、小さくても大きい人に勝てるところ」。無差別挑戦の思いが再燃し、1か月前に出場を決断した。次戦は未定。20年東京五輪に向けては「(階級も含め)まだ考えてない。練習をしながら、やるのかやらないのか決めたい」とした。当面は柔道と学業の両立へ力を注いでいく。(林 直史)

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