女子レスリング・栄和人監督、今度はセクハラ疑惑「とくだね!」の取材に元教え子が証言

スポーツ報知
栄和人氏

 15日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)でこの日、発売の「週刊文春」が報じた至学館大学の栄和人レスリング部監督(57)のセクハラ疑惑を特集した。

 栄氏は女子レスリング五輪4連覇の伊調馨(33)=ALSOK=へのパワハラ問題の渦中にある。番組では「週刊文春」の新たな報道を受け元教え子の女性を取材し「女子選手に手を出すのは有名。家とホテル、どちらで関係を持つか選べと言われ、拒否したら、用意周到に追いかけ回す。オレにそういうことするのかと言われた友人から相談された」と証言した。

 この日午前10時から一連の報道を受け、至学館大の谷岡郁子学長(63)が記者会見を行う。コメンテーターで社会学者の古市憲寿氏(32)は「もしも1件だったら、当事者の認識の話かなということもありうると思うんですけど、ここまで沢山の人から告発を受けているわけで、やっぱり何らかのことがあったっていう、がい然性は高いと思うんですね。ただ、心配なのはレスリング協会にしても大学側にしてもパワハラに関しては、あっさり、こんなことはありませんでしたって言っていたじゃないですか。それって良くないって思っていて。最低限調べてから、そういうことを言うべきであって。せめて今日の会見では、ちゃんと事実に向き合って調べますってことを言ってもらわないと。これからの若い選手がこういう状況にあるとしたらかわいそうだと思う」と指摘していた。

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