三浦絵里菜、苦笑いVも7月W杯「楽しむことが一番」高度38+マークも落下

2018年6月4日7時0分  スポーツ報知
  • 試技中盤で下方を確認する三浦絵里菜
  • 1位の賞状を手に笑顔の三浦絵里菜

 ◆スポーツクライミング ▽福井国体宮城県代表選考会兼仙台カップ(3日、宮城県第二総合運動場)

 リードのオープン女子で、日本代表の三浦絵里菜(22)=宮城県連盟、クライミングジム・ビーナッツ=が優勝。スポーツクライミング成年女子の県代表を決めた。約15メートルの壁を完登こそならなかったが、高度38+を記録。落下した瞬間は会場からため息も漏れ、三浦も「あと少しだったので最後まで登りたかった」と苦笑いしたが、ユース世代の新鋭で山形県連盟の工藤花(14)らに勝ち、「緊張せずにできたのが良かった」と表情を緩めた。

 第一人者の力を見せた。2日に行われたボルダリングの「やくらいカップ」(宮城・加美町)は工藤ら中学生に敗れて3位に終わったが、「あまり気にすることはなかった」とこの日も出番が来るまで、控え所で仮眠を取るなどリラックス。「競技も楽しむことができた」と振り返った。

 7月は勝負の大会が続く。3年ぶりの海外戦となるW杯のヴィラール大会(スイス、6、7日)、シャモニー大会(フランス、12、13日)を連戦。さらに、福井国体の東北代表を決める東北総体(宮城県内、28、29日)が控える。ジムでは指導だけでなく、大会運営なども手がける22歳は「W杯は楽しむことが一番。国体は中学3年からずっと出ているので、本戦に出られるように頑張りたい」と意気込んだ。(遠藤 洋之)

 ◆三浦 絵里菜(みうら・えりな)1995年7月19日、仙台市生まれ。22歳。小松島小3年からクライミングを始め、14年にジュニアオリンピック杯(20歳未満)リード優勝。同年、長崎国体ボルダリング優勝。W杯はリードが14年の千葉・印西大会20位、ボルダリングは15年トロント大会で38位。154センチ、46キロ。家族は母と姉2人。

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