朝原宣治氏、世界マスターズで復帰!武井壮とリレーで世界記録狙う

スポーツ報知
マスターズ陸上400メートルリレーでの世界新を誓い合う朝原宣治氏(左)と武井壮(毎日放送提供)

 2008年北京五輪の陸上男子400メートルリレーメダリストの朝原宣治氏(45)が、9月にスペイン・マラガで行われる「世界マスターズ陸上」で同五輪以来10年ぶりに“現役復帰”することが13日、分かった。

 同日放送のMBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」(関西地区などで水曜・後11時56分)で明かした。同氏にオファーした同番組MCのタレント・武井壮(45)らとM45クラス(45~49歳)400メートルリレーに出場予定。出走順や残り2選手は調整中だが、朝原氏は「世界記録(43秒42)を狙う」と意気込む。

 2人は収録日の7日、大阪市内で会見。2月にオファーを受け、徐々にトレーニングを再開した朝原氏は「練習は現在、週2回程度。頻度と強度を上げて、9月には完璧な状態で臨みたい。飲み会を減らす」と宣言。15年に仏リヨンで行われた同大会同種目のM40クラス(40~44歳)で優勝した武井も「これが本気で走る最後のレースかもしれない」と燃える。朝原氏が同大3年、武井が神戸学院大2年だった1993年、2人は国体の兵庫代表で同種目に出場も予選敗退しており、世界記録での“リベンジ”も狙う。

 今回の出来次第では、21年に関西圏開催の「ワールドマスターズゲームズ」出場も狙うという朝原氏。今夏に国内で調整レースを経て、スペインの舞台に立つ。

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