野口啓代が初代女王に 予選1位の地元・伊藤ふたばは2位…スポーツクライミング複合

2018年6月24日14時35分  スポーツ報知
  • 野口啓代

 ◆スポーツクライミング 複合ジャパンカップ 最終日(24日、岩手県営運動公園)

 女子決勝は野口啓代(29)が6ポイント(スピード3位、ボルダリング1位、リード2位)で優勝。東京五輪と同じスピード、ボルダリング、リードの3種目で競う国内初の複合大会で、初代女王に輝いた。予選1位の地元・盛岡の伊藤ふたば(16)は9ポイントで2位(スピード1位、ボルダリング3位、リード3位)だった。3種目の順位をかけ算し、値が小さい選手が上位となる。

 2種目を終えて伊藤に次ぐ2位だった野口が、最終種目のリードで逆転した。「昨日(の予選)が2位で、3種目とも自身がなかったので、すごくビックリしています。この結果は自信になりました」。ボルダリング女王が、複合でも貫禄を見せつけた。

 苦手とするスピードで3位につけた。自身初の複合大会は、想像以上にきつかった。この日の最終種目のリードの途中で「疲れがいっきにガッと来た。体の軸が抜けちゃう感じ」。何度も落ちそうになりながら「優勝したい」という気迫で体を支え、完登目前までたどりついた。

 東京五輪へ向けて「2年前の今日から、3種目の疲労感や精神的ダメージを経験できたことは大きい。すごいつらいけど、まだまだがんばっていかないといけない」。スピードの練習は、まだ月に1回程度。伸びしろは十分だ。

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