陸上リオ銀メダリスト・飯塚翔太がスクランブル交差点に思うこと

2018年6月30日10時29分  スポーツ報知
  • 欧州遠征に出発した飯塚翔太

 陸上の16年リオ五輪男子400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(27)=ミズノ=が30日、欧州遠征へ出発する成田空港で取材に応じた。

 サッカー界ではロシアW杯のまっただ中。日本が2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めて国内が沸き、飯塚も同じアスリートとして刺激を受けている。その中、ふと考えることがある。「渋谷がすごいことになっていますよね。自発的に応援しようとして、集まってくる。陸上も、例えばリレーの決勝は集まって応援しよう、というふうになれば良いなと思います。陸上をもっと身近に、親近感をもって欲しい」。

 16年リオ五輪で400メートルリレー銀メダリストになり、“リレー侍”フィーバーを巻き起こした。ただ、陸上競技全体の認知度ではどうか。今月22~24日に開催された日本選手権(山口・維新みらいふスタジアム)では、試合会場へ向かうタクシーの運転手から「今日は何かあるんですか?」と尋ねられた。「(地元で)試合をやっていることさえ、知ってもらえていない。まずそのへんからですよね。もっと陸上が日常になるには、僕らが活躍することが一番」と飯塚は心に誓っている。

 今遠征では7月9日にスイス、14日にベルギーでそれぞれ100メートルに参戦。20日のダイヤモンドリーグ・モナコ大会の200メートルも出場する可能性がある。8月のジャカルタ・アジア大会に向けた重要な調整の場だ。「前半のスピード感に課題があるので、(100メートルでは)10秒1台が出せればうれしい。アジア大会の弾みになるようにしたい」。6~7月はサッカーW杯で話題は持ちきり。8月は、必ずアジア大会で結果を出し、注目をさらうつもりだ。(細野 友司)

その他
注目トピック
今日のスポーツ報知(東京版)