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金子雅紀、4月に骨折5月に心臓手術も執念の2位

2018年7月9日7時0分  スポーツ報知
  • プレゼンターの寺川綾さん(右)と笑顔で握手する金子雅紀

 競泳の東京都選手権最終日が8日、辰巳国際水泳場で行われ、日本代表の金子雅紀(26)=イトマン東進=が男子100メートル背泳ぎで55秒25をマークして2位に入った。4月には骨折した左手首の、5月には持病の不整脈で心臓のカテーテル手術を受けたばかり。本調子にはほど遠いが、ド根性で夏のパンパシフィック選手権とアジア大会に挑む。池江璃花子(18)=ルネサンス=は200メートル個人メドレーで2分10秒06で優勝した。

 手術痕も痛みも残る左手で、水をかき分けた。金子は1位に0秒21差の2位。それでも手応えをつかんだ。「優勝したかったけど、今は自分の泳ぎと感覚を一致させることが最優先。今の状態としては、今日はよかった」と、うなずいた。

 背泳ぎを専門とし、リオ五輪でも200メートル背泳ぎに出場した実力派だが、立て続けに試練に見舞われた。2月のトレーニング中に左手首舟状骨を骨折し、4月の日本選手権直後にボルトを入れる手術を受けた。「痛みも違和感もある。いい状態とは言えない」。さらに5月28日には、昨年から患っていた不整脈を治すため、心臓のカテーテル手術も受けた。「(体調は)いいときを100とすれば今は10」と打ち明ける。

 この夏は当初代表から外れていたが、ドーピング検査陽性で暫定資格停止処分を受けた古賀淳也(30)=第一三共=の代役として追加招集された。「せっかくのチャンスなので生かしたい」。試練を乗り越え、国際大会の表彰台を狙う。

 ◆金子 雅紀(かねこ・まさき)1992年3月27日、埼玉県生まれ。26歳。背泳ぎを専門とし、細田学園高から筑波大に進学。17年からイトマン東進所属。16年リオ五輪では200メートル背泳ぎに出場したが、準決勝11位で決勝は逃した。今年4月の日本選手権では、100メートル、200メートル背泳ぎとも3位。昨年クリスマスイブに大学の水泳部の先輩と結婚。182センチ、75キロ。

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