東京五輪、決勝集中の8月1日「スーパーサタデー」がヤマ場…陸上男子100メートルも

スポーツ報知
大坂なおみ

 24日に開幕2年前を迎える2020年東京五輪の大会組織委員会は18日、スイスのローザンヌで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)理事会で競技日程の大枠を提案し、承認された。日本のメダルが期待される柔道とレスリングが大会前半と後半に振り分けられた。招致段階ではともに大会前半だったが、レスリングを後半に移動。2週にわたる連日のメダルラッシュが可能となった。開会式に先立ち7月22日午前10時に福島で行われるソフトボールで競技がスタートする。

 組織委は、決勝種目が集中する8月1日の土曜日を「スーパーサタデー」と位置づけて五輪のヤマ場に設定した。バドミントンやテニスなどに加え、花形の陸上男子100メートルもこの日の号砲とみられる。

 リオ五輪の日程と照らし合わせると、バドミントンは女子ダブルス決勝。リオで金の高橋礼華・松友美佐紀組(日本ユニシス)のほか福島由紀・広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)と、今回も頂点を狙えるペアがいる。テニスは女子シングルス決勝か。大坂なおみ(日清食品)の快進撃に期待大だ。

 メダルラッシュが期待されるお家芸の柔道は、この日が最終日。今回から新種目として導入される混合団体戦が“大トリ”となる。そして、大会のハイライトである陸上男子100メートル。人類最速の男を決める戦いに日本勢がどこまで絡んでいけるか。どの競技を見るか、迷ってしまう日になりそうだ。

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