池江璃花子、5人抜きで“日本新”「やばい。うれしい」

スポーツ報知
関東高校水泳競技大会の4×100メートル自由形リレーで2位に入り、淑徳巣鴨高のチームメートと笑顔の池江璃花子(左から2人目)

 競泳日本代表の池江璃花子(18)=ルネサンス=が21日、淑徳巣鴨高の一員として、インターハイ予選を兼ねた関東高校水泳競技会(横浜国際プール)で“日本記録級”の泳ぎを見せた。

 4×100メートル自由形リレーに「勝ちに行くなら相手を抜ける、燃える位置で」と第3泳者で登場。首位と2秒30差の6位でスタートしたが、5人を抜き2位に1秒41差をつけてアンカーへつないだ。チームの2位とインターハイ出場へ貢献。参考記録ながら100メートル52秒77は、自身の持つ日本記録(53秒03)以上の数字となり「やばい。うれしい」と笑顔がはじけた。20年東京五輪の競泳の午前決勝が正式に決定。「なかなか聞かないことだけど、みんな同じ条件」。逆境も吹き飛ばしてくれそうだ。

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