斎藤Jr.インターハイV…100キロ超級オール一本勝ち

2018年8月11日6時10分  スポーツ報知
  • 高校総体柔道100キロ超級で優勝した斉藤立(右)は笑顔で記念撮影に応じる

 全国高校総体(インターハイ)第10日は10日、津市産業SCなどで行われ、柔道男子は個人4階級を実施し、100キロ超級で五輪王者の故・斉藤仁氏の次男・斉藤立(たつる、東京・国士舘高2年)が全試合一本勝ちで優勝した。

 終始危なげない柔道を展開した斉藤にとって、最大のヤマ場は3回戦だった。昨年の同級覇者であり、前日の団体戦決勝の代表戦で敗れた中野(奈良・天理)との一戦。前日は序盤に技ありを決めた中野が積極的に攻めて来ない場面もあったが、この日は互いの意地が激しくぶつかり合った。

 国士舘の岩渕監督が「前半から決めてやろうと前かがみになり、下半身が伸びていた」と指摘した団体戦から一転。190センチ、155キロの斉藤は「昨日の悔しさをやり返す」と敗因を修正し、どっしりと構えて組み合った。開始から2分が過ぎたところで中野の足技をかわし、タイミングよく体落としを決めると歓喜の雄たけびを上げた。

 見事に雪辱した斉藤は「(前日に)負けたからこそ、負けから学んだ」と胸を張る。東京五輪を目指す斉藤には、さらに厳しい試合が待ち受ける。重圧に立ち向かう貴重な経験を糧に、また一つ強くなった。

 ◆斉藤 立(さいとう・たつる)2002年3月8日、大阪市生まれ。16歳。国士舘高2年。5歳で柔道を始める。小学6年で全国少年大会優勝。大阪・上宮中3時にも全国制覇した。今年4月のロシア・ジュニア国際で国際大会初出場初優勝。父・仁氏(享年54)は95キロ超級で1984年ロサンゼルス、88年ソウルと五輪連覇。190センチ、155キロ、足のサイズ34センチ。

その他
注目トピック