白井健三4年ぶり団体Vで男泣き「五輪でも泣いたことないのに」個人2連覇で全日本学生2冠

スポーツ報知
体操の全日本学生選手権で団体と個人総合を制し、笑顔を見せる白井健三(中央)

◆体操 全日本学生選手権(11日、兵庫・尼崎市記念公園総合体育館)

 個人総合の男子は18年世界選手権(10~11月、カタール・ドーハ)代表の白井健三(21)=日体大=が85・600点で2連覇を達成。また団体総合でも、順大の4連覇を阻止し、4年ぶり優勝で2冠を果たした。最後の種目、跳馬を終えると感極まり涙を流す場面も。「(試合で泣いたのは)初めてですね。(団体金メダルを獲得したリオ)五輪でも泣いたことないのに」と照れた。

 日体大のメンバー6人中、唯一の4年生として出場。今年は主将も担い、チームをけん引してきた。学生最後のインカレで日本一の称号をつかんだ喜びは格別。「後輩に『ありがとうございました』と言われたことがうれしかった。自分のやってきたことは間違いではなかった。付いてきてくれたみんなに感謝したい」と笑顔が弾けた。

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