池江璃花子、泳ぎ切った!「今までで一番大きな自信をつかむことができた」

スポーツ報知
女子50メートル自由形決勝を終え、観客に手を振る池江璃花子

◆競泳 パンパシフィック選手権最終日(12日、東京・辰巳国際水泳場)

 池江が4日間で8種目12レースを泳ぎ切った。11日の100メートルバタフライ決勝で今季世界最高の56秒08をマークしてから一夜明け、女子50メートル自由形決勝は24秒60の6位だった。短距離自由形で世界の壁は厚く「タイムも出なくて、順位も上げられずに悔しい」と振り返った。

 11日夜は眠りについたのが深夜2時ごろ。疲労感で体は重かったが、懸命に泳ぎ切った。「(銀を獲得した)200メートル(自由形)は世界で戦えることが証明できた。50、100メートルはキツいところはあるが、あきらめずに限界を超えたい」。最後の女子400メートルメドレーリレーは3分55秒03の日本新で銅メダル締め。今大会は金1、銀2、銅1と4つのメダルに輝き、国別対抗戦ではリレーを含め69ポイントを稼いで日本の稼ぎ頭。「今までで一番大きな自信をつかむことができた」と笑顔で振り返った。

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