【箱根への道】法政大、山の二枚看板・佐藤&青木in新潟・妙高山

スポーツ報知
妙高高原で走り込む法大の佐藤

 新春の箱根路とは真逆の暑さの中でも、学生ランナーは研鑽(けんさん)に励んでいる。「夏を制する者が箱根を制す」とまで言われる夏合宿を、3回にわたって特集する。

 法大が誇る山の二枚看板は新潟・妙高山の麓で力を蓄えている。前回の箱根5区区間賞の青木涼真(3年)は8・5キロ上り坂トライアルを昨年より約20秒速いタイムで走破。「手応えはなかったが、タイムは悪くなかった。地力がついたということでしょうか」と冷静に話した。同6区3位の佐藤敏也(3年)は「1、2年時は故障がちで夏合宿の練習メニューを半分しかこなせなかったが、今年は100%できています」という。

 2月の熊日30キロで1時間30分2秒の好記録で4位になった佐藤は平地の主要区間で他校の主力と勝負できる力がある。「6区は坪井慧(3年)も走れる。メドが立てば佐藤を往路で起用できる。総合3位を狙える力がある。往路は取りにいきたい」と坪田智夫監督(41)は意気込む。

 6月の全日本大学駅伝関東選考会では堂々のトップ通過。今季の法大はダークホース以上の力がある。

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