無敵の競泳・池江に思わぬ敵？　インドネシアの蚊に参った

　ジャカルタ・アジア大会に出場する競泳の池江璃花子（１８）＝ルネサンス＝が１８日、１９日の競技開幕に向けて最終調整を行った。今大会では得意の１００メートルバタフライをはじめ、リレーを含めると最大８種目に出場予定。現地入りしてから体調をやや崩し「風邪気味でだるさがあったが、体力は戻ってきた。明日からレースが始まればあっという間。集中してやりたい」とギアを入れ直した。

　パンパシフィック選手権の１００メートルバタフライでは主要国際大会初となる金メダルを獲得し、アジアではゴールドラッシュが期待される池江だが、思わぬ敵が選手村に。「蚊が多くて、刺されるのが怖くて殺虫剤をまいているが、体に悪いんじゃないかと思ったり。シャワーがチョロチョロっとしか出なくて、温かいのが出なくてすごく寒い」。今大会の選手村はおおむね選手には好評だったが、なかなか１００点満点とはいかないのか…。それでも池江は「割とリラックスはできている」と、強心臓で大会に臨む。