体操・塚原夫妻が会見検討 31日午前までにコメントを発表

スポーツ報知
日本体操協会の塚原光男副会長(左)と塚原千恵子女子強化本部長

 16年リオ五輪体操女子代表の宮川紗江(18)が日本体操協会の幹部からパワハラを受けていたことを告発した件について、同協会の塚原千恵子・強化本部長と、夫の塚原光男副会長は30日、代理人を通じ、記者会見を検討していることと、31日の午前中までにコメントを出すことを発表した。

 宮川は29日の会見で、東京五輪に向けた強化プロジェクトへの参加を拒否した際に、塚原千恵子・強化本部長から直接電話で「このままだと五輪に出られなくなるわよ」と言われ「頭が真っ白になった。恐怖を感じた」と証言。また、自身への暴力行為で日本協会から無期限登録抹消などの処分を受けた速見佑斗コーチの件も「暴力はあった」と認めた上で「(強化本部長が)私とコーチを引き離し、(強化本部長が監督を務める)朝日生命に入れるために、コーチの存在が邪魔だと思ったのだと思う。強化本部長が大きく関わっていることは間違いない」と話した。それらの行為を「権力を使った暴力」とし、「(協会からの)パワハラだと感じる」と語っていた。

 

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