宮川紗江、塚原夫妻の謝罪を拒否していた…代理人「頭だけ下げてもらったって意味がない」

スポーツ報知
山口弁護士(左)と宮川紗江

 体操女子で2016年リオ五輪代表の宮川紗江(18)の代理人を務める山口政貴弁護士(43)が5日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)に生出演し、宮川がパワハラを告発した日本体操協会の塚原千恵子・強化本部長(71)、夫の塚原光男副会長(70)が2日夜に文書で謝罪の意向を示したことを拒否したことを明かした。

 山口氏は、「塚原さん側の代理人の弁護士の先生から私宛に謝罪したいという連絡がファックスで来ました」と明かした上で、直接謝罪を拒否したことを「結論から言うと頭だけ下げてもらったって何の意味もないというところなわけですね。結局、宮川選手が勇気を振り絞って記者会見やったというのは、単に頭を下げてもらうっていうことだけではなくて、今まで塚原さんをはじめとして、協会の内部の体制にいろいろおかしいことがあったわけですね、そこを正したいと。それで公平な公正な選考をしてもらって、選手ファーストでやってもらいたいということがあるわけですから、そこが改善されない限り、ごめんなさいっていう謝罪を受け入れたって意味がないじゃないかと。昨日、協議致しまして結論に至りました」と明かした。

 協議は山口氏の事務所で宮川本人と両親と4日に話し合ったことを明かし「満場一致でみなさん、もういいと、結構と、拒否させていただきました」と明かした。その上で最終的な結論を「どういう形になるのかというのは、なかなか予想がつかないところがあるんですが、私は宮川選手と速見コーチの代理人という立場から言わせてもらうと、やはり2人が早期に体操の練習をして、五輪を目指せるように、そこが最終目的であることは間違いないです」と示していた。

スポーツ

×