速見コーチの会見は「暴力への謝罪」と「宮川と五輪を目指す決意」…生放送で代理人が明かす

スポーツ報知
宮川紗江

 体操女子で2016年リオ五輪代表の宮川紗江(18)に暴力を振るったとして日本協会から無期限の登録抹消などの処分を受けた速見佑斗コーチ(34)は5日に都内で記者会見を行う。

 速見コーチの代理人を務める山口政貴弁護士(43)がこの日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)に生出演し会見で速見コーチが「暴力行為への謝罪」と「宮川と共に五輪を目指す決意表明」を述べる方針を明かした。

 山口氏は「どこまでお話しするかはコーチの方にお任せしておりますが、やはり、2人で五輪を目指したいというのは当初から変わっておりませんので、その辺りについて決意表明というと大袈裟かもしれませんけども、ある程度、今の時点の考えをお話をさせていただくんじゃないかと思います」と示した。

 さらに「基本的に暴力行為をした事実を謝罪することがメインになりますので、協会に対する批判までは、恐らくほとんど言及しないと思います」と明かした。同コーチは8月31日に代理人弁護士を通じて謝罪文を発表し、東京地裁に指導者としての地位保全を求める仮処分の申し立てを取り下げた。こうしたことから「これ以上協会と争うのは、宮川選手にとってもあまりいいことじゃないということで取り下げましたけど、協会に対して言及することはありません」などと山口氏は明かしていた。

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