池谷幸雄氏、宮川紗江の二重契約問題は「セーフ。大きなスポンサーはひとつ」

スポーツ報知
宮川紗江

 5日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)に出演し、体操女子で2016年リオ五輪代表の宮川紗江(18)の二重契約問題を報じた。

 番組の取材によると、宮川と速見コーチは今年5月から2020年8月までA社とスポンサー契約を結んだ。速見氏からA社に依頼し、スポンサー料と指導料を込みの年間通信費も速見氏に支払われていた。一方、昨年10月から5年間、大阪体育大ともスポンサー契約を結んでいた。ここで契約トラブルが生じたという。

 A社は7月7日に塚原千恵子強化本部長(71)に「大阪体育大と現在も契約しているとは知らされず契約をした」とメールしたという。

 MCの坂上忍(51)は、この件を「セーフですか?アウトですか?」とゲスト出演した体操のバルセロナ五輪銀メダリストの池谷幸雄氏(47)に質すと池谷氏は「セーフだと聞いています」と断言した。

 その理由を同氏は「なぜかというと、宮川選手はプロなんです。プロですから自分でコーチも選べます、スポンサーも選べます。その中で専属は名前を付けて試合に出ることになるので、一番大きなスポンサーになります。それが2つあったらヤバイですよね。でも、そこはひとつだったと聞いているので」などと説明し「所属契約がA社でサポート契約が大阪体育大」と明かした。

 一方で坂上は双方が契約について「大阪体育大学もA社も知らなかったら、トラブルの元じゃないの」と指摘したが、宮川の代理人を務める山口政貴弁護士(43)は今回の問題について番組に見解を寄せ「A社の社長さんの方にも大阪体育大学のプロジェクト契約についてお話ししている。そもそももめていません。単にスポンサーが2つあるというだけの話。契約にまったく違法性はない」とコメントしていた。

スポーツ

×