東海大Cチーム・布川が連覇 関東学生新人1500M

スポーツ報知
東学生新人選手権男子5000メートル表彰式で記念撮影する1位の順大・原田宗広(中央)と2位の東海大・布川理稀雄(前列左)、3位の東海大・河西俊輔

 陸上の関東学生新人選手権第1日が14日、神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われ、男子1500メートルで布川理稀雄(東海大2年)が3分55秒47の自己新記録で2連覇した。

 勝負に徹した。昨年大会と同様に、布川はレースのラスト1周、最後尾から全員を抜き去ってゴールに飛び込んだ。レース後は「両角速(もろずみ・はやし)監督から『勝つレースをしてきなさい』と言われていたので、実践できてよかったです」と安堵(あんど)の表情をみせた。

 Cチームに所属する布川だが、昨年大会では1500メートルと5000メートルの2冠を達成。2年連続2冠を狙っていたが、この日行われた5000メートルは2位。「1500メートルを(予選と決勝の)2本走って、その約3時間後に5000メートルだったのでちょっと厳しかった」。悔しさをにじませた一方、「明日(15日)は3000メートル障害に出るので、去年と種目こそ違えど、2冠を獲ります」と宣言。練習の一環として出場しているが、出るからには頂点を目指す。

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