セーリングW杯江の島大会、風吹かず開始遅れる

スポーツ報知
レース開始が遅れている現状を説明するセーリングW杯の運営スタッフ

 2020年東京五輪のテスト大会を兼ねたセーリングのW杯江の島大会最終日は16日、神奈川県江の島ヨットハーバー沖で5種目の決勝が行われる予定だったが、競技開始が大幅に遅れることになった。

 当初は午後0時7分に男子レーザー級から順次スタートする予定だった。大会関係者は午後1時時点で「ほとんど風がないのでレースを延期している。レースエリアでは部分的に2ノット程度の風が吹いているが、これが4~6ノットにならないと実施が難しい」と説明した。

 この日は最終日のため、選手の帰りの足を考慮し、午後4時半をタイムリミットに設定していた。ギリギリまで開催の可能性を探るが、決勝が実施できなかった場合、前日までの順位で表彰を行うとしている。

 セーリングは世界選手権やアジア大会など、日本勢の躍進が著しい競技だ。今大会も470級は男女とも上位10艇による最終レースに4艇が進出。女子は世界選手権金メダルの吉田愛、吉岡美帆組(ベネッセ)が2位につけている。

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