中村輪夢、パンクで連覇ならず

スポーツ報知
男子エリート予選で演技する中村

自転車BMXフリースタイル・パーク (自転車BMXフリースタイル・パーク、16日)

 2020年東京五輪で新採用される自転車BMXフリースタイル・パークの全日本選手権が16日、岡山市役所本庁舎で行われた。男子エリートクラスは、2連覇を狙った中村輪夢(りむ、16)=ウイングアーク1st=が、決勝でパンクに見舞われ3位。西昂世(たかせ、31)=JFBF=が初優勝。女子エリートクラスは、5月のW杯第2戦(フランス・モンペリエ)で日本人初の優勝を果たした大池水杜(みなと、21)=JFBF=が2連覇。

 優勝の大本命だった中村は、2回の試技のうち高得点が採用される決勝で、2回とも同じジャンプ台でパンクした。15日の公式練習でも同じ場所で2回パンクしており、「悔しいというより自分への怒りが大きい」と反省。国内では約2年間無敗だっただけに、「次はダントツで勝てるように、今の倍の練習をします」。21日開幕のVANSプロカップ(スペイン・マラガ)にも出場予定。連戦となるが、「東京五輪へ向けて、この悔しさをつなげていくしかない」と、気を引き締めた。

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