クライミング・野口啓代が世界選手権から帰国「満足感はない」

スポーツ報知
スポーツクライミング世界選手権のボルダリングで獲得した銀メダルを手にする野口啓代

 スポーツクライミングの世界選手権(オーストリア・インスブルック)に出場していた日本代表選手が18日、帰国した。女子ボルダリングで銀メダルを獲得した野口啓代(29)=TEAM au=は「2週間長かった。大会に4つ出ている感覚だった」と率直に振り返りつつ「銀メダル? 優勝を目指していたので満足感はないけど、疲れてパフォーマンスが下がっている状態で2年前の大会(3位)よりも順位を上げられてよかった」と、話した。

 東京五輪で採用されるスピード、ボルダリング、リードの3種目による複合では今回は4位。得意のボルダリングを生かすためにも、スピード、リードの強化が、2年後への課題となる。「リードは練習にかけてきた時間や技術の差が大きい。冬場のトレーニングが勝負と思っている」と、課題を掲げた。

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