高須院長、所属契約を結んだ宮川紗江へ「彼女が必要としていることはみんなやってあげたい」

スポーツ報知
高須克弥院長

 高須クリニックの高須克弥院長(73)が19日、スポーツ報知の取材に応じ、体操女子で2016年リオ五輪代表・宮川紗江(18)と正式に所属契約を結んだことについて「彼女が必要としていることはみんなやってあげたい」と明かした。

 高須氏は、宮川が体操協会の塚原千恵子・女子強化本部長(71)のパワハラを告発したことを受け、8月29日に自身のツイッターで宮川の支援を表明した。さらに今月7日にツイッターで宮川とのツーショット写真を掲載。「宮川選手とスポンサー契約の相談。体操協会のOKもらったら身内なう。」とつぶやき、「体操協会のルールが変わって、前もってスポンサーのお伺いが必要なんだって。では まず体操協会の許可をいただくよう手配するぜ。かっちゃんは体操協会の顔を潰すようなことはしません。筋を通します。会長さん副会長さん理事のみなさんよろしくお願いいたします。なう」と報告していた。

 高須氏は一連の経緯を「もともとすぐに契約を結ぶ予定だったんですが、体操協会からの許可を待ってくださいと言われていたので昨日、正式に契約を結ぶことになりました」と18日に正式に契約したことを明かした。今後は「彼女が望むことは遠征の費用、練習場の確保などすべてやってあげます」と約束し、暴力を振るったとして日本協会から無期限の登録抹消などの処分を受けた元コーチの速見佑斗氏(34)の指導についても「彼女が望むようにしてあげようと思っています」と明かしていた。

 晴れて「高須クリニック」所属選手となった宮川へ「東京五輪に出て金メダルを取って欲しいですね」と期待した上で「その前に今はまず五輪に向けての練習を開始できるように支援していきたいと思っています」と話していた。

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