世界柔道第2日は注目の阿部きょうだいが登場

スポーツ報知
阿部一二三

 ◆柔道世界選手権第2日(21日、アゼルバイジャン・バクー)

 日本は男子66キロ級の阿部一二三(日体大)と女子52キロ級の志々目愛(了徳寺学園職)、阿部詩(兵庫・夙川学院高)が2回戦から登場する。

 阿部一二三と詩は、日本柔道界で初となる男女のきょうだいで同時に代表入りを果たした。兄の一二三は2連覇がかかる。男子は初日の60キロ級で高藤直寿(パーク24)が優勝。全日本男子の井上康生監督は「初日でいい流れを作ってくれた。それを意気に感じて大暴れしてくれるんじゃないかと思っている」と期待を寄せた。

 妹の詩は、ともに勝ち上がれば決勝で前回女王の志々目との日本人対決となる。昨年もこの階級は決勝で日本人同士が対戦。全日本女子の増地克之監督は「しっかり2人で決勝を戦うことを期待したい」と2年連続の実現を願っていた。

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