女子57キロ級、芳田司が初優勝…橋本壮市は決勝で敗れ、2連覇を逃す

スポーツ報知
芳田司

◆柔道世界選手権 第3日(22日、アゼルバイジャン・バクー)

 男女各1階級が行われ、男子73キロ級で世界ランキング1位の橋本壮市(パーク24)が決勝で敗れ、2連覇を逃した。女子57キロ級では、昨年2位の芳田司(コマツ)が初優勝を飾った。

 橋本は初戦の2回戦は一本勝ち。3回戦から準々決勝までは3試合続けて延長戦を制した。準決勝でアゼルバイジャン選手に延長の末、一本勝ちして決勝に進んだが、決勝で力尽きた。

 22歳の芳田は初戦の2回戦から準々決勝まで3試合連続で全て寝技で決め、一本勝ちした。準決勝では山梨学院大出身の出口クリスタ(カナダ)に延長40秒、技ありを奪って優勢勝ち。決勝に進出した。決勝では、昨年3位のネコダ・スミスデービス(英国)に1本勝ちした。決勝は1分20秒で快勝した芳田は「金メダルと(昨年の)銀メダルでは全然違う。ホッとした。私の方が絶対に強いという気持ちだった。(東京五輪に向けて)自信がついたのが一番大きい」と語った。

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