山県亮太10秒14で決勝進出「そこばかりは神様に…」

スポーツ報知
10秒14で決勝に進んだ山県

◆陸上 全日本実業団対抗選手権 最終日(23日、大阪・ヤンマースタジアム長居)

 男子100メートル準決勝で、ジャカルタ・アジア大会銅メダルの山県亮太(26)=セイコー=は10秒14(向かい風0・4メートル=速報値)の1組1着で同日の決勝に進んだ。午前中に行われた予選からは、タイムを0秒2縮めた。「予選よりは(力を)出せた。もうちょっと最後力を出し切るイメージで臨めば、もっといい内容で走れる」と見据えた。予選、準決勝ともに不利な向かい風の中でのレース。「そこばかりは神様に…」と決勝で好条件に恵まれることを期待していた。

 日本記録保持者の桐生祥秀(22)=日本生命=も10秒21(追い風1・1メートル)の2組1着で順当に突破。「(脚の)バネ的にはある。決勝ではもっとガツガツした走りをやりたいと思う」と山県との直接対決へ闘志を燃やした。

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