初出場の藤原崇太郎、14&15年銅メダルの田代未来とも銀メダル

スポーツ報知

◆柔道世界選手権 第4日(23日、アゼルバイジャン・バクー)

 男子81キロ級で初出場の藤原崇太郎(20)=日体大=は決勝で敗れ、銀メダルに終わった。世界ランキング1位のサイード・モラエイ(イラン)に延長で一本負けした。女子63キロ級では2014年、15年大会銅メダルでリオデジャネイロ五輪代表の田代未来(24)=コマツ=も決勝で昨年女王のクラリス・アグベニェヌ(フランス)に延長の末に一本負けし、銀メダルだった。

 藤原は準決勝でリオ五輪金メダルのハサン・ハルムルザエフ(ロシア)を破ったドミニク・レセル(ドイツ)に延長の末、一本勝ちして決勝に進出した。初戦の2回戦と準々決勝も一本勝ち、3回戦と4回戦は優勢勝ちだった。

 田代はリオ五輪後に左手首を手術し、昨年に復帰。初戦の2回戦から3試合連続の一本勝ちで準決勝に進み、準決勝ではリオ五輪女王のティナ・トルステニャク(スロベニア)に優勢勝ちした。だが、悲願の初優勝には届かなかった。

 田代未来「手応えをすごく感じたが、負けは負け。もっともっと自分は強くなれる。(けがからの復帰で)この舞台に立てて、やっとスタートラインに立てた」

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